AROMATHERAPY FOR CHILD



アロマセラピーやハーブティーを出産や産後に取り入れる方が増えてきました。
そして産院や病院も増えてきました。



赤ちゃんや母体のことを考えると、なるべく薬は使いたくないという時期ですよね。
小さな赤ちゃんがいるおうちで使える精油も たくさんお問い合わせいただきます。
所属するアロマ団体により定義が違ってきますが、
禁止のほとんどは精油を使ったオイルトリートメントとしてマッサージをする場合。
3歳以下にはマッサージで使わないというところが多いです。
ベビーマッサージでもキャリアオイルのみしか使いません。
ただし、脂漏性皮膚炎、アトピー、すり傷、辛いインフルエンザなどにキャリアオイルで薄めて精油を局所的に使うと効果的な場合も何度かあります。
けれど 通常ご自宅での芳香浴(空間に精油を焚く方法)であれば、可能な精油はたくさんあります。

精油を空気中に拡散させて、鼻から香りと成分を取り入れる方法。
マグカップ1杯のお湯でも始められます。手軽に行えて心身への影響もおだやかです。
精油には空気を浄化させる働きもあるので、お部屋の空気をきれいにすることも
できます。そして子育て中のお母さんもリラックスできますよね。
ハーバルセラピストの勉強中に アロマを取り入れている産院の先生のお話を聞くことができましたが 赤ちゃんの嗅覚は大人より優れていて 生後4~5日の赤ちゃんでも
自分のお母さんの母乳とそうでない母乳を嗅ぎ分けれられるそうです。

芳香浴でお勧めなのは、やはりマンダリン。
ヨーロッパでは 赤ちゃんを迎えるときにふさわしい香りと言われています。
甘いみかんの香りは不安を鎮め眠りを誘います。子供の夜泣きにも使われます。
オレンジスィートではなく マンダリンです。
そして ローズウッド、ラベンダーアングスティフォリア、ティートリー、ネロリ、ベルガモット、ユーカリラィアタなどがおススメです。
FAVEURで良く使っている精油ですね。
ファブールのお客様は ちいさなお子さんをお持ちの方がとても多いのです。

そして 精油以外で
赤ちゃんにおすすめなのは 精油を抽出する時にとれるフローラルウォーター。
芳香蒸留水とも言われます。
アレルギー反応が少ないので精油を肌に使えないこの時期にとても役立ちます。
おすすめは カモミールウォーター、ラベンダーウォーター、ローズウォーター。
とくにカモミールは 皮膚の赤みや痒みでご相談のあるお子さんに スプレーでお配りしています。みなさん自然の手当で健やかになられていますよ♡
おむつかぶれにも ラベンダーウォーターやカレンヂュラオイルが使えますよ。
ワセリンやステロイドに頼る前に 自然のものがたくさんあります。
残念ながら、ワセリンも石油由来です。

香りの記憶は 大脳に刻まれます。
大人になっても香りで、なつかしい出来事や場所が思い出される事がありますよね。
優しい香りと共に お母さんの記憶が残るのもまた素敵なことです。

まずは 1滴ずつ。精油やハーブは 自分自身の力を高めて心身を癒す
とても素敵な自然療法です。香りのある素敵な子育てを楽しんでくださいね。

FAVEUR